皆さん、こんにちは!
この記事では、「そもそも、どうして子どもが小さい内から英語に触れさせておくのか」という根本的な内容に触れます。
また、「子どもの初めての英会話を通学にするか、オンラインにするか」について書かれています。
Table of Contents
メリットがたくさんある
日本人だし、日本在住だし、海外に移住しないし、英語要らないよと思われている親御さん、いらっしゃいませんか。
日本に永住していたとしても、お子さんが英語耳を持っていたら、中学や高校の勉強でも、他の子ども達よりも有利に立つ事ができます。
どのようなメリットがあるかを紹介します。
- 子どもの頃から英語の音や文章に慣れ、英語は楽しいという気持ちがあると中学で英語が始まった時、私達世代が感じていたような「英語アレルギー」を持たなくなる。
- 英語耳を鍛えておくと、リスニングでいい点数が取れる。
- 英語を勉強する時間が少なくて済みます。その分、他の教科に時間をさけます。
- 英語で書かれた文献数は、日本語で書かれた文献数よりもはるかに多いです。それらの文献を翻訳を待たずして読む事ができます。
- 将来「海外の大学に行く」や「海外で働く」という選択肢ができます。
- 英語耳を身に着けておくと、将来的にTOEICで高得点をたたき出す足がかりになります。
もちろん、英語ができるから良い仕事につけるという時代は終わりました。
これからは、英語で何かを勉強したり、英語で技術を習得する時代です。
英語でYogaとか、英語でcookingとか、英語で経済学、英語で物理学などなど。
英語を教科として扱わず、英会話を週1回だけの特別な習い事として扱わず、お子さんが道具として使えるようになるのが理想的です。
英語を取り入れる時の注意事項
一つだけ注意が必要なのは強制しない事です。これだけは、絶対ダメです。親御さんに英語をやれと言われたら、お子さんはその時だけは仕方なく従います。
嫌なのに無理矢理させられると、英語に対するネガティブな感情が、どんどん蓄積されていきます。結果的に、英語が嫌いになり、英語アレルギーが発症します。
英語アレルギーは一度、発症したら最後、克服するにはかなりの努力と根気が必要になります。
「英語が好き」や「英語が楽しい」と思ってもらう事が大切です。
その為には、子どもが好きなものを取り入れましょう。
- 「しまじろう」が好きな子は、こどもちゃれんじEnglish
- 「恐竜」が好きな子は、恐竜の絵本とDVD
- 「ディズニープリンセス」が好きな子は、Youtubeでお歌を見て、ペーパーバックの絵本(600円くらいからあります)
- 「ジブリ」が好きな子は、ジブリのDVDとバイリンガル版の漫画
直接、手渡してもいいですが、それをそっとおもちゃの上やおもちゃ部屋の目立つ所に置いておきましょう。きっとお子さんから興味を持って手に取って遊んでくれるはず。
我が家では、いつもそっと置いておくスタイルを取っています。直接手渡した時よりも、「ママ、○○買ってくれたの!?ヤッピー」と、普通に手渡した時より喜んでいる気がします。
将来、英語で他の子ども達に差をつけられないように、未来の選択肢が増えるように、毎日少しずつお子さんを英語に慣らしていってあげてくださいね。
初めての英会話は通学がおススメ
タイトルが答えになってしまっていますが、まずは通学のメリットとデメリットから説明していきます。その上で、どうして初めての英会話は、通学がおすすめかお話します。
通学のメリットとデメリット
- オンラインとは違う臨場感がある。
- 英会話学校の講師は、ほぼネイティブ講師。ホームティーチャーの場合は日本人講師。講師選びについて追加料金はない。
- クリスマスパーティーやハロウィンパーティーなどの各種イベントがある。
- 学校以外で、お友達や仲間ができる。
- 場所代+施設維持費+冷暖房代などがかかるため、オンラインに比べると値段が高くなる傾向にある。
- 冬場は、風邪やインフルエンザなどの心配がある。
- 振替の際、オンライン英会話ほど柔軟に対応してもらえない事がある。
オンライン英会話のメリットとデメリット
- リーズナブルで、入学金等かからない場合が多い。
- 講師が選べる。オンライン英会話は無数にあるので、選び放題。
- 柔軟性が高い。通学の手間も省けて、天候に左右されない。
- 講師はノンネイティブが多い。フィリピン人、セルビア人、ジャマイカ人、アフガニスタン人など多国籍。日本語が通じない事が多い。
- ネイティブ講師や日本人講師の場合は、追加料金がかかる場合がある。
- 日本語が通じない。
注意❶:一見デメリットかと思いきや、違う側面から見るとメリットと考える事もできます。具体例を挙げて説明します。
オンライン英会話のデメリット、「講師はノンネイティブが多い。フィリピン人、セルビア人、ジャマイカ人、アフガニスタン人など多国籍」を例にとって説明します。
英語を勉強するにあたり、最初にアメリカ英語を勉強するのか、イギリス英語を勉強するか決めます。
理由は、アメリカ英語とイギリス英語では単語が違う時があるからです。アメリカで使われるけど、イギリスでは使われない表現もあります。文法が違う時もあります。
特に、理由がなければアメリカ英語にしましょう。
なぜなら
- 日本の学校教育はアメリカ英語を取り入れているから
- アメリカの人口(約3億:2019年現在)の方が、イギリスの人口(約6800万:2019年現在)よりも多いので、単純に話す機会も多くなる。(イギリスに移住する場合は別)
- オンライン英会話で、一番多いフィリピン人講師はアメリカ寄りの英語を話すため。
日本在住でイギリスに移住する計画のない方は、アメリカ英語をおすすめします。
アメリカ英語を選んだのであれば、オンライン英会話のノンネイティブ達の英語はデメリットになります。出身地の訛りがあるからです。
※個人の経験則として、オンライン英会話のノンネイティブでも比較的訛りの少ない英語を話す方はいます。アメリカの映画やドラマを見慣れている若い世代に多いです。
多国籍というのは悪い事ばかりではありません。色んな人種の講師がいて、色んな訛り英語があっていいのですから。子ども達が大きくなって、話す相手はアメリカ人だけとは限らないです。色んな人が話す、色んな英語に慣れておく事も大事です。
注意❷:オンライン英会話と通学のメリット、デメリットはコインの裏表のようなものです。例えば、英会話学校のメリット「臨場感がある」は、オンライン英会話の「臨場感がない」になります。
オンライン英会話の最大のメリットでもある柔軟性は、英会話学校のデメリットになります。英会話学校では、先生は選べないし、教材も決まっていて選べないし、時間も制約がある所がほとんどです。
どちらもメリット・デメリットがある事を理解していただけたと思います。
初めての英会話は、英会話学校がおすすめの理由
理由①英会話学校では友達ができて、一緒に勉強する仲間がいる事がプラスになる。
子ども達はお友達ができれば、嬉しいです。一緒に勉強する仲間がいると、モチベーションが保てます。
理由②クリスマスパーティーやハロウィンパーティーなどの各種イベントを友達や仲間と一緒に楽しめる。
仲良くなれたお友達や仲間とパーティーに参加するのは、子ども達にとっていい思い出になります。
パーティーがあるオンライン英会話もありますが、接点のない子ども達と一緒にパーティーに参加しても、楽しくないです。こういうイベントは、気の合う仲間と行くから楽しいものです。
理由③パソコンやスマホの操作がストレスになる。
初めて英会話を習う時、お子さんは手探り状態です。そんな時、パソコンの操作やスマホの操作でストレスをかけるのは避けるべきです。オンラインレッスンは通信状況が悪いと、途中でレッスンが途切れてしまう場合もあります。
「初めての英会話」というのは、子どもにとって特別な意味を持ちます。この体験が、良い体験か悪い体験かで後々の英語学習に大きな違いが生じます。
私の初めての英会話は、ホームティーチャーでした。他校の女の子2人と男の子1人と一緒に勉強しました。レッスン以外で先生と他の子ども達と一緒に、お好み焼きを食べに行ったり、女子同士でお泊り会をしたり、仲間と一緒にスピーチコンテストに参加したりしました。
楽しい事、ストレスが少ない事
子どもの英語学習において、これ以上大切な事はないです。英語や英会話を嫌いになられたら、本末転倒です。継続こそ力なり、と言いますが、子ども達に続けてもらうためには、楽しいという事が一番大事です。
自治体の英会話サークルもおススメ
各自治体には、市町村が運営している英会話サークルがあります。なるべく費用を抑えたいと思われている方にはおススメです。
市役所から補助金が出ていたり、貸会議室のような所を借りて教えてくれるので、賃料がかからず、月謝が安く済みます。
私が、当時3歳だった長子を連れて行った英会話サークルも、お値段以上でした。
そのサークルでは、親と3歳前後の子どもが一緒に参加するレッスンでした。
英語の歌もたくさん教えてもらえましたし、体を動かす場面もたくさんありました。簡単な工作や色塗りなどの作業もしました。最後に、おやつも配ってもらって子ども達もうれしそうでした。
さて気になるお値段ですが、45分のレッスンを月3回で2500円です。1回800円くらいなので、かなりリーズナブルでした。
ハロウィンパーティーやクリスマスなどのイベント時は、500円追加で払わなければならなかったのですが、それでも3000円です。
パーティーやイベントがあるのも、英会話スクールや英会話サークルならではのサービスです。

デメリットは、人数が多い事ですね。通常のレッスンでも12人から15人くらいはいました。ハロウィンやクリスマスの時は20人くらいでした。たくさん子ども達がいるので、先生から配慮は得にくいです。
サークルで教えられている外国人の先生方の多くは、他の所とかけもちで英語を教えているので、先生のクオリティーはそんなに悪くなさそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お子さんの好きなキャラなどを上手に取り入れ、強制しない事を気を付けていただき、皆さんにはぜひハッピーな英語ライフを過ごしてほしいと思います。
親御さんから見ても、オンライン英会話は星の数ほどあるので、どこにするか迷ってしまいます。
それに対して、ご自宅から通える英会話学校やホームティーチャーや英会話サークルは、数が限られているので、親御さんにとっても比較的、選びやすいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。