現役オンライン英会話講師がレッスン中によく聞かれる質問と回答

皆さん、こんにちは!

現役英会話講師Yです。

皆さんの英語学習は、はかどっていますか?

早速ですが、本記事では「現役英会話講師がレッスン中に聞かれる質問とその回答」を紹介します。

どうしたら英語が話せるようになりますか?

こちらは、英語学習をされる方はほぼ皆さんが疑問に思われる質問です。

結論から申し上げますと、誰にでも通用する方法があるわけではありません。

がっかりさせてしまって、申し訳ありません。これをお読みいただいている読者の方は、私とは年代も性別も異なる方なので、私がやってきた勉強法をされたからと言って、皆さんが確実に話せるようにとは限りません。

じゃあ、どうしようもないのと思われるかもしれませんが、あきらめるのはまだ早いです。絶対これが効くという物はありませんが、学習の指針になるものは4点あります。それは、「教材選び」「音読」「目標設定」「反復練習」です。

教材選び

巷にある教材や勉強方法を色々試し、ご自分の性格や性質に合うものを選ばれるのが一番です。

ご自身にどのような教材が合っているか分からない方は下記をご参考になさってください。

  1. 中身を確認し難しすぎる教材や簡単すぎる教材は避ける。(難しすぎると中々、前に進まず挫折する可能性が高くなります。簡単すぎる教材には学びがありません。7割知っている内容で、3割新しい単語や表現があるくらいの教材がおすすめです。)
  2. 楽しいか楽しくないかで選ぶ。(楽しい事はまたやりたくなります。)
  3. 興味のある内容に重点を置く。(興味がある内容の方が、積極的に吸収します。)

逆に、次のような教材は避けてください。

  1. 教材が分厚過ぎて、反復練習するのに時間がかかる。(挫折する可能性が高い)
  2. 付属の音声が、ゆっくり過ぎる。(実用的ではない)
  3. 英語の例文が少なかったり、日本語の説明ばかりが長かったりするもの。(ターゲットである英語に触れる機会は多ければ多いほどいい)
  4. 高校英文法(話すのは、中学英文法のみで十分。高校英文法は必要に応じて、後から勉強しても遅くありません)

文法書でおススメなのは、初心者には『A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる』、中級者以上には“Grammar in use”がおススメです。”Grammar in Use”は巻末にテストが付いているので、テストでできなかった所と、分からなかった所のみ復習しましょう。1ページ目からやると、挫折する可能性が高いです。

単語帳は、テスト対策ではない場合は単語帳アプリを使って自分だけの単語帳を作るのがいいですね。文法はある程度、頭に入っているが口から出てこない方におススメなのは、『どんどん話すための瞬間英作文』です。多少、不自然な文章もありますが、文法項目ごとに英文がありますので、ご自身の弱点を重点的に練習する事ができます。全ての例文が口から自然に出てくるまで、反復し続けましょう。

リスニングは、『AFN最強の生英語リスニング―スポット・アナウンスメント』のように、ネイティブスピードのものや、BGMが入っている実践的なオーディオを使用して練習するのもお忘れなく。

ビジネスの英語を学んでいる方には、『英語リプロダクショントレーニングのビジネス編』がおススメです。Step1で日本語を見て、瞬時に英単語やフレーズを口で言えるように練習します。Step2では、英語の音声を聞きながら、口真似します。その後、音声を聞いた後に、自分の口で再現します。最後に、日本語を見ながら英語に訳す練習をします。最初から最後まで、全て口を動かすトレーニングである所がおススメポイントです。

『働く女性の英語術』という本もおススメです。会話形式で英語を勉強していくのですが、ストーリー性があるため頭に入ってきやすいです。オーディオも早すぎず遅すぎず、ちょうどいいくらいです。2ndシーズンもあり、そちらは面接と新しい職場とが題材として取り上げられています。

アメリカの文化を学びたいという方には、『英語の授業では教えてくれない自分を変える英語』という本がおススメです。こちらもストーリーがあり、アメリカ留学をした男の子と彼の体験談に焦点が当たっています。各章の最後には、関連する英語表現が載せられているのも勉強になります。

お子様には、ナショナルジオグラフィックのfirst big bookシリーズシールのアクティビティブックがおススメです。世界地図、動物、天体、恐竜など色んな種類があるので、お子さんも楽しめる事間違いありません。

漫画好きの方には、バイリンガル版がおススメです。日常会話を学ぶのであれば、ファンタジーや刑事物は避けた方がいいです。『部長島耕作』や『ピーチガール』、『のだめカンタービレ』のような作品がおススメです。

ここで挙げた教科書や書籍は一例です。実際に書店で本を手に取り、ご自身の目で見て判断してください。書店で本の実物を見てからご購入される方がおススメです。タイトルで選んで、思ったのと違ったというミスマッチも防げます。

音読(声に出して読む)

なんだ、そんな事かと思われたかもしれません。けれど、話せるようになりたかったら、話す練習をするしかありません。英語の発音を練習し、口回りの筋肉を鍛えましょう。

私の生徒さん達は、書いて覚えるという方も多いです。目で見て書きながら、口で発音し、ご自身の耳でご自分の発音を聞きましょう。身体の器官を使えば使うほど、記憶に残ります。

口から自然に英語が出てくるようになるまで、何度も音読する必要があります。野球選手やテニス選手が、素振りで何度もラケットを振るように、正しい文章を何度も声に出して言ってみましょう。

教材の文章は、覚えにくいという方はご自身の書いた文章を音読しましょう。オンライン英会話をしている方は、フリートークを取ってご自身の文章を添削してもらってください。英会話苦手なんだよねという方は、有料の添削サービスご利用ください。

添削してもらった文章は、何度も音読しましょう。オンライン英会話をされている方は、添削してもらった講師とは別の講師のレッスンを取って、スピーチを聞いてもらってください。発音やイントネーションだけでなく、よりよい表現を教えてもらえるかもしれません。

オンライン英会話が苦手な方は、ご自身のスピーチを録音しましょう。録音した音声を客観的に判断し、発音やアクセントなどの弱点を自力で見つけ、矯正しましょう。英会話が苦手な方は、コーチングを検討されてもいいでしょう。

目標設定

色んな生徒さんを見てきましたが、「英語をペラペラに話せるようになる」「日常英会話ができるようになる」 という曖昧な目標を掲げた方がたまにいらっしゃいます。

個人的に、こういう目標を持った方をお見かけする度に、ゴールのないマラソンを走っておられるなと感じます。気力や体力には限界があるので、ゴールがどこにあるのか分からないのに走り続ける事はできません。

英語も同じで、はっきりしない目標に向かって勉強し続ける事は至難の業です。

「英語がペラペラになる」や「日常英会話ができるようになる」というゴールは、漠然としすぎています。

来年、海外旅行をするから現地で困らないように、レストランで使える英語を学ぼうとか、ホテルで使えるフレーズを覚えるなど具体的な目標や状況を設定しましょう。

同様に、いつまでにこれをやるという期限設定も大切です。期限がないと、だらけてしまって結局やらなくてもいいかと諦めてしまう原因になります。

具体的なゴールや目標をいくつもクリアしていった先に、「ペラペラになる」や「日常会話ができるようになる」という漠然とした大きなゴールがあります。

無茶なゴールを立てずに、ご自身の力量で達成可能な目標を立てましょう。そして、それを一つずつこなしていく必要があります。

学生さんでしたら、履歴書に書けるTOEICなどの試験を目標に設定するのがいいと思います。

ビジネスで使われないのであれば、英検がいいですね。今年は英検3級を、来年は準2級を、再来年は英検2級を目指すというように、受験の時期を定めるのが効果的です。

期限の決まっている試験は、短距離走みたいなものです。

期限が半年後や1年後という風に決まっているので、それまでは頑張ろうとモチベーションが続きます。

反復練習

一に復習、二に復習、三四がなくて、五に復習。いえ、むしろ三も四も復習でもいいくらいです。

中には、熱心に予習されてレッスンに望まれる生徒さんがいますが、そんなに予習しなくてもいいので、代わりに復習をしっかりしてもらいたいです。

復習の回数の目安は、少なくても3回。多くても7回くらいです。

たまに次から次へと教材を進んでいく方がいらっしゃいます。全部終わってみて振り返ると、学習した教材の大半を忘れている方や身についていない方が多いです。

次から次へと進んで教材を終わらせるのは、ある意味快感だと思いますが、覚えてなかったり、身についてなかったり、使えなかったりしては、本末転倒です。必ず復習する習慣をつけましょう。

どんなレッスンを取ったらいいですか?

こちらも万人に有効なレッスンというのはありません。あえて挙げるのであれば、興味のある内容や楽しいと思えるレッスンでしたら、なんでもOKです。

ただしバランスよくレッスンを取られる事は大切です。

文法のクラスだけではなく、フリートークのようなスピーキングのレッスン、単語力を強化するためのニュース教材や写真描写のレッスンなど一つだけに偏らないように色んなレッスンを取られる事をおすすめします。

ネイティブキャンプのように取り放題をご受講中の方は、文法、フリートーク、ニュース教材もしくは写真描写などのクラスを3つとり、レッスン後ご自身で復習されるのがいいでしょう。

ご自身で復習できない方は、復習代わりに後日同じレッスンを取るという方法があります。また、新しい内容で3レッスン取るので、1日6レッスンが目安です。

初心者の方は、初めのうちフリートークが難しいと思います。5行から10行程度の文章をあらかじめ書いていき、先生に添削してもらってください。レッスン後はご自身で音読練習をしましょう。

カランメソッドは楽しくありませんが、一定の効果が見込めます。講師が言った事をリスニングし、リピーティングもしくはシャドーイングするからです。

またカランメソッドは毎回、前回の復習から始まります。ステージの最後には、フルステージリビジョンという復習も用意されているので、全部で3回以上復習しなくてはいけません。

スピードはナチュラルスピードで、レッスン中講師に質問する事は許可されていません。ひたすら、聞く話すを繰り返します。

オンライン英会話をされていない方でも、CDとスクリプトさえあれば、カランメソッドのようなリスニング、シャドーイング、リピーティング、音読は可能ですので、トレーニングと思って取り組んでみてください。

私も半年くらい毎日、森沢洋介先生が提唱する音読パッケージに取り組みましたが、リスニングとスピーキングのどちらにも効果がありました。

音読パッケージは、100回くらい一つの題材を読み込みますので、忍耐力のある方におススメです。

最近、伸び悩んでいます。

これは皆さん、同じ道を通りますのでご安心ください。

スランプは、長い人は本当に長いし、短い場合もあります。

私の個人的な感覚では、上級に近づくと近づくほど、スランプは長くなる傾向にあります。

今の所、私が経験した一番長いスランプは留学後の2年で、私はその間、自分の英会話の上達を全く感じる事ができませんでした。それもそのはず、1週間に1回か2回しかレッスンを取っていませんでした。

留学後は高かったモチベーションも次第に下がり、週1回か週2回しかレッスンを受けなかったため、2年かけたにも関わらず英語力に差は見られませんでした。

ターニングポイントは、先ほど述べた音読パッケージを始めた事と、英会話NOVAでボイスという部屋に毎日14時~21時まで入って、フリートークをした事です。(ボイスは今はもうないか、合っても1~2時間の短時間だと思います。)

大学生だからできた事で、フルタイムで働かれている方にはできない方法ですね。

伸び悩んでいると言われる方には、2種類います。自分に合った勉強法をしていて伸びる前の下積みを経験されている方と、自分に合った勉強法ができていない方です。

前者の方は、もう少し今の勉強法を続ければ結果が出てきます。

後者の方は、勉強法を模索しないといけません。ブログを読んだり、講師に聞いたり、英語が話せるご友人がどのような勉強をしたか等、情報収集する所から始めましょう。

どちらの方にも言える事は、『諦めたらそこで試合終了だよ』(漫画スラムダンクの安西先生)です。

諦めないで、頑張りましょう!

ボキャブラリーが足りません。

これは、切実な悩みです。私もボキャブラリーが足りていないので困っています。

英語の本を読んだり、英字新聞を読んだり、通常のレッスンで新しい単語に出会う機会は多いと思います。

覚えている単語と、とっさに使える単語との間には差があります。

知っている単語>使える単語なので、知っている単語を増やさない限り、使える単語が増える事はありません。

見た事ある単語や知っている単語を増やす努力し、それらを使う機会を自ら作らない限り、使える単語は増えません。

例えば、twitterでこんな単語を勉強したよと発信してみたり、勉強した単語を使って文章を作り講師に添削してもらったり、自分の単語帳を作れる単語カードアプリに単語を登録し、空き時間に勉強したりして、あの手この手で覚えたい単語に触れる機会を作りましょう。

私は今、ドイツ語を勉強しているので、ドアや窓にはドイツ語でドア、窓と書いたポストイットが貼ってあります。家の中にあるものを覚える場合におススメの方法です。

また、覚えたいけどどうしても覚えられない単語は、トイレの便座に座った時の目線が行く所に、ポストイットが貼ってあります。トイレに行く度、自動的に目に入ってきます。

単語帳はアプリも紙ベースも両方使う方がいいです。日頃は紙に書き溜めて置いて、たまったらまとめてアプリに保存します。

オンラインレッスンを受講しておられる方は、日記をつけたり過去の思い出を書き出したりして、講師に添削してもらってください。

その際に、どこかに行った、何かを食べた、楽しかった、美味しかっただけで終わるのではなく、詳細を描写するように心がけてください。

最初から英語で書こうとするのではなく、日本語で事細かに書いてから英語に翻訳するようにしましょう。途中で嫌になるので長すぎるのはNGです!

美術系の単語を増やしたいのであれば、美術館に行った時の事を日記に書けばいいと思います。paintingsを見たのか、sculptureを見たのか、modern artを見たのかなど詳しく描写しましょう。また、その美術品を見て、自分がどう感じたかなどの感情や感想を付け加えるとより良いですね。

科学系の単語を増やしたいのであれば、科学館を訪ねてどのような実験装置があったのかを描写するのがいいと思います。

食べ物を食べたら、美味しかったという感想を述べるだけでなく、材料の英語名や作り方などを料理の観点から調べてもいいですし、食べる側の観点から、この料理とあのお酒が合うという事を言ってもいいし、アレルギーがあるから自分の体質に合わない食材を注文時に断ったというような事でもいいです。

ポイントは詳細を書く事と、長すぎず短すぎない、ちょうどいい文章にする事。

オンラインの英会話講師に添削してもらったり、有料の添削サービスを利用するなど、第三者に見てもらって、添削後の英文を音読するのも忘れないでくださいね。

フリートークで会話が盛り上がりません。

まず、フリートークが盛り上がらない理由から考えて行きましょう。

  1. 話したいトピックが話せていない。
  2. 単語不足や表現不足、知識不足のため話せない。
  3. トピックが定まらない。
  4. シャイであるなどの性格上の問題。
  5. 講師との相性が悪い。

以上のような原因が考えられます。それでは、どのように問題を解決していくのがよいでしょうか。

事前にトピックを選ぶ

まず、①「話したいトピックが話せていない」と②「単語や表現不足、知識不足のため話せない」事の対処方法をお伝えします。

フリートークができるかできないかは、純粋な英語力というよりかは会話力やコミュニケーション能力が問われています。

英語のレベルは初級でブロークンなのに、やたらと会話が盛り上がっている方がよくいらっしゃいます。おそらく、このタイプの方がフリートークで盛り上がらないという事はあまりないと思います。

もしあるとすれば、なんとなくレッスンに入り、自己紹介をして世間話をして、時間がきたから終わった。そんな感じではないでしょうか。

英語で話せればOKという方なら問題ありません。そうでなければ、レッスンに入る前に必ずお題を考えて行きましょう。

大事な事なので、繰り返します。必ずお題を考えて行きましょう。

私は講師としてフリートークをする事も、生徒としてフリートークのレッスンを受ける事も両方の機会があります。

講師としてフリートークのレッスンを教える際に、7割くらいの生徒さんが特にトピックがないと言います。

フリートークは予習ができないと思われている生徒さんもいらっしゃるかもしれませんが、そんな事はありません。

レッスン前にトピックを探し、ご自身が言いたい事や伝えたい事などの単語や文章をネットで調べていくだけで、レッスンでのフリートークが実りある物になります。

事前に調べてもらう内容や文章は、翻訳アプリのDeepLなどを使っても大丈夫です。翻訳内容が正しいかどうか、講師に確認するのもありです。レッスン後の復習もお忘れなく。

トピックを考え、単語や文章を調べる事で予習となり、レッスン、復習の流れができるとフリートークがより充実した物になります。

トピックを考えてレッスンに臨んだのに、先生が「話したいトピック何かある?」と聞いてくれなかったという方はいらっしゃいませんか。

自分から言いにくいかもしれませんが、講師は生徒さんがトピックを持ってきてくれると嬉しいものです。自己紹介が終わったあたりを目安に、”Today, I’d love to talk about ○○”と自分からトピックを提示しましょう。

初心者と初級の方は、トピックに悩んだら、ネットでトピックを検索してみましょう。

中上級の方は、英語で新聞やネット記事を読み、それについて話すなどの方法がおススメです。

  • ウクライナ危機
  • 環境問題
  • 移民問題
  • ジェンダー問題
  • ワクチン接種の是非

上記のような、ネットでもディスカッションがされている話題がいいでしょう。

一つの話題を掘り下げる

次に③の「トピックが定まらない」について見ていきましょう。

話題があちこちに飛び、色々話してはみたけれど、会話が浅く広くで終わってしまったという経験はありませんか。

初めてレッスンを受けた先生だったら、心配無用です。

なぜならフリートークは、ご自身だけで完結するものではありません。話相手の先生があってこそのものです。フリートークが盛り上がるのは、ご自身が用意したトピックに、話相手の先生も詳しい時や、興味を持ってくれる時です。

もちろん、ご自身が選んだトピックで調べた内容を先生に発表し、英語を直してもらいスピーキングの練習をするというフリートークの受講方法もあります。トークというよりかは、生徒さんが行うプレゼンテーションです。日本文化などを生徒さんのみが詳しいテーマを選ぶと、プレゼン形式のフリートークになります。

何回も同じ先生でレッスンを受けていると、話し相手の先生がどんな話題に興味があり、どのような分野に詳しいか分かってきます。話したい内容で講師を選べるようにしましょう。そのためには、お気に入りの講師を複数人持つのがいいでしょう。

また、スピーキングの練習をしたい時やプレゼン形式のフリートークがいい時は、聞き上手な先生を選び、リスニングの練習をしたい時には、話し上手な先生を選ぶなどの使い分けも大切です。

テンションの高い先生を選ぶ

④「シャイであるなど性格上の問題」ですが、性格を変えるのは容易ではありません。先生選びにも注意が必要です。シャイな方が、シャイな先生を選ぶとフリートークが盛り上がらないのは当然です。

自分がシャイだと思われている方は、あえてテンションの高い話し好きの先生から学ばれる事をおススメします。

テンションの高い話し好きの先生から学ぶのは英語だけではありません。話し方やジェスチャーなど、どのように先生がレッスンを盛り上げているのか、その方法を盗み、他の先生とのフリートークで実践してみてください。

最初は、真似する所から始まります。俳優や女優になったつもりで、テンションの高い話し好きの先生を真似してみてください。その内、上手にできるようになります。

シャイなのは性格上の問題なので、ある程度までは仕方がないかもしれません。けれど、シャイなのと受け身なのとは話が違います。

レッスンの主役は、生徒である「あなた」自身です。講師に任せすぎずに、主導権を握りましょう。

相性のいい先生を見つけましょう

これが一番大切で、一番難しいです。なぜなら、手っ取り早い解決方法がないからです。

皆さんも評価がいいから受けてみたけど、自分には合わなかったという経験がありませんか。また、一回目は楽しかったけど、二回目はイマイチだったとかいう事も頻繁に起きます。

こればっかりはお見合いみたいなものなので、何度か受けてみないと相性がいいか悪いかは分かりません。

何回も「初めましてレッスン」を繰り返すのはツライですが、相性のいい講師を見つけた先には楽しいフリートークが待っているので、気長に頑張りましょう。

外国人講師と日本人講師どちらがいいですか?

基本的には、普段は外国人講師のレッスンを取られる事をおススメします。

初心者の方から初中級のレベルまでの生徒さんには、日本人講師のレッスンもおススメしています。日本人講師は、外国人講師とのレッスンで分かりにくかった所を教えてもらったり、文法を日本語で説明してくれたりと、困った時のヘルプ的な存在になってくれます。

日本人講師も一学習者であるため、英語学習の難しさや学習者のつまずく箇所を心得ているため、痒い所に手の届く教え方をしてくれます。

英検などの資格試験対策なども、資格を持っている日本人講師に習った方がいいでしょう。

どちらがいいという問題ではなく、どちらの講師もメリットとデメリットがあるので、上手に使い分けましょう。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。英語講師として、最後に皆さんに下記の言葉を贈りたいと思います。

Roma wasn’t built in a day. (ローマは一日にして成らず。)

Practice makes perfect. / custom makes all things easy. (習うより慣れろ。)

 A journey of a thousand miles begins with a single step. (千里の道も一歩から。)

ご自身が英語を話している所を強くイメージして、音読に取り組んでください。くじけそうでも負けないで。あきらめなければ、必ず話せるようになります。一緒に頑張りましょう!

作成者: w030441j

皆さん、こんにちは! プロフィールをお読みいただき、ありがとうございます。 言語学習は、「お金をかけずに」がモットーのYです。 取得資格は、英検準一級合格とTOEIC860点(2019年3月)です。 TESOL(Teaching English to Students of Other Languages)を持っています。 留学経験は、アメリカとオーストラリアに1ヶ月ずつ、カナダでワーキングホリデー1年間です。英語勉強歴は30年、講師歴6年です。 留学に費やしたお金200万ほど。英会話・教材などに費やしたお金100万ほどです。皆さんには、費用も時間も抑えて、英語を身に着けてほしいという事でブログを始めました。

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