皆さん、こんにちは!
少し前にウィーンの技術博物館に行きました。
我が家では大人も子供も楽しめたので、ぜひ他の方にも行っていただきたいと思い、記事にしました。
芸術の都と名高いウィーンには、美術館もシアターもオーケストラも色々あるけど、子連れだと中々入りづらい。
特に元気いっぱいのお子さんだと、中々じっと座っていられませんよね。
もちろん、ウィーンには世界最古のシェーンブルン動物園があり、お子さんと一緒に楽しめます。
雨だと子連れで動物園は厳しいので、HAUS des MEERESという水族館もいいですね。
子連れで楽しめそうなスポットはありますが、我が家ではミュンヘン動物園の年パスを購入しているので動物園は選択肢に入りませんでした。
また、日本でもよく水族館や海遊館に行っていたため、普段行かない所に行こうという事で、技術博物館Technische Museumに行ってきました。
見るだけでなく、触れて、遊べて学べる博物館は、小さいお子さんが楽しめるだけでなく、親御さんにもきっと発見があります。
技術博物館への行き方や、開館時間、入場料などをまとめました。最後には、ウィーンのおススメのお店やバイエルンチケットの事にも触れています。ご参考になれば幸いです。
Table of Contents
ウィーン技術博物館のアクセス方法と開館時間
住所:Mariahilfer Str. 212, 1140 Wien
シュテファン大聖堂などがある、ウィーンの中心地からはUバーンで約30分ほどです。
シェーンブルン宮殿のあるシェーンブルン駅で下車します。
宮殿とは反対方向の公園横の道ウィンゲルマン通りを10分ほど歩きます。

外観もステキです。
技術博物館の開館日は以下の通りです。
月曜日~金曜日 | 09:00 – 18:00 |
土曜日・日曜日 | 10:00 – 18:00 |
祝日 | 10:00 – 18:00 |
12月31日、1月1日、5月1日が休館日と記載がありましたが、変更になる場合もありますので、来館前に再度ご確認ください。
広々としたオシャレな玄関

昔ながらの回転ドアがあり、中に入ると広々とした玄関にチケットカウンターがあります。
入場料
大人 | 14ユーロ |
19歳以下無料 | 無料 |
19-27歳の学生 | 12.50ユーロ |
障害者(同伴者も記載があれば無料) | 無料 |
年パス | 37ユーロ |
19-27歳の学生向け年パス | 32ユーロ |

19歳以下は無料というのが、嬉しいですね。
玄関にある施設

玄関横には荷物を預ける棚があります。1ユーロもしくは2ユーロのコインが必要ですが、使用後返却されます。

入口にトイレがあります。

おむつ替えシートもあるので、安心です。
ちなみに4階建てですが、各階にトイレがあります。
レストランは、2階にあります。
館内の展示

SLが展示してあるので、1階は鉄道博物館のような感じです。

天井にも余すところなく、展示物があります。

プラスチックのスコップで、本物より少し軽い石炭のブロックをSLにくべる体験ができます。

鳥人間コンテストに出てきそうな飛行機の展示もあります。
2-6歳向けの”das mini”
時間が足りなくて、das miniに行けなかったので写真がありません。
das miniは、月曜日から金曜日の9時~5:45まで、土日祝の10時~5:45までです。無料です。
00分から入る事が出来て、45分間中で靴を脱いで遊ぶ事ができます。
2-6歳の子ども達は、保護者の同伴が必要です。
また、中に入れる人数は35人までと決まっていて、大人はなるべく少人数でお願いされます。
3-8歳向けの”miniXplore”

“miniXplore“も、お子さん向けの施設です。

ケーブルをつなぐと、画面のインターネットがつながります。

トンネルがあったり、

クッションがたくさん置いてあったり、


こんなのを作ったりできます。

入口のそばにも、子どもの好きそうなおもちゃ(装置?)が置いてあるので、我が家の子どもが中々帰りたがらなくて困りました。
館内レストラン

レストランは、60人くらい収容できそうなサイズで結構大きめです。
メニューは、こちらからご覧になれます。英語表記もあるのが、有難いです。

牛肉のグーラッシュやシュニッチェル、バーガー4種類などがあります。
お子様用に、小さめのサイズのシュニッチェル(ポークカツレツ)、ウィンナーとポテト、ミートスパゲッティ、フィッシュアンドチップスがあります。
ウィンナーは、タコさんウィンナーでした。


ケーキ(4ユーロ前後)とドリンク(2ユーロ~)もありました。
その他ウィーンのおススメ
Hundertwasser Haus(フンデルトヴァッサーハウス)

こちらは、「オーストリアの画家で建築家のフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーがウィーンに建築した公共住宅」(Wikipedia)だそうです。

ネットで写真を見て行きましたが、思ったよりカラフルじゃなくて少し驚きました。
Kunst Haus(クンストハウス)
フンデルトヴァッサーハウスから、徒歩5分の所にクンストハウスという名前のアートハウスがあるので、建築に興味のある方はこちらもお見逃しなく。

クンストハウスのカフェのザッハトルテが美味しいそうです。
Café Hawelka(カフェ・ハヴェルカ)
こちらは、ドイツ人の友人おススメのカフェです。レトロなカフェだそうです。シュテファン大聖堂から、徒歩3分ほどの好立地です。
WEIN & CO
こちらのワインバーも、ドイツ人の友人のおススメです。通常、高価なワインはボトルキープが原則らしいのですが、こちらではほとんどのワインがグラスで飲めるそうです。
ワインが好きな方は、ぜひお試しください。
ウィーンへの交通手段

Deutsche Bahn(ドイチェバーン)
Deustche Bahn(ドイツ鉄道)でドイツのミュンヘンから、オーストリアのウィーンへ電車1本で行けます。
一番安いチケットで、33ユーロ~で約4時間かかります。こちらは2等車で席の予約がされていません。オフシーズンなら座れますが、夏は難しいかもしれません。
途中停車駅のローゼンハイムやザルツブルクで降りる人もいるので、ミュンヘンから座れなくても途中から座れる可能性もあります。
1等車も席の予約はできませんが、47ユーロくらいです。2等車に比べると、利用者数も減ってくるので座れる可能性が高いです。オンシーズンの場合は、こちらもご検討ください。
ちなみに、今回私達家族はバイエルンチケットというチケットを利用しました。こちらは一人だと26ユーロですが、大人2人で34ユーロでした。このチケットで、ドイツのミュンヘンからオーストリアのザルツブルグまで行けます。
- バイエルンチケットの使用範囲はこちら(ドイツ語のみ)
- 5人まで一緒にチケットを使う事が可能
- 6-14歳までの子ども達は、3人までは無料
- 6歳以下の子ども達は、人数には含まれず常に無料
- バイエルンチケットの料金表
人数 | 2等車 | 1等車 | 夜2等車 | 夜1等車 |
1人 | €26 | €38.50 | € 24 | € 35.50 |
2人 | €34 | €58.50 | € 29 | € 51.50 |
3人 | €42 | €78.50 | € 34 | € 67.50 |
4人 | €50 | €98.50 | € 39 | € 83.50 |
5人 | €58 | € 118.50 | € 44 | € 99.50 |
オンラインで予約すると、QRコードが添付されたメールが来ます。電車内で、車掌さんにQRコードを提示するように言われるので、コードをスキャンしてもらってください。
バイエルンチケットでは、ICEというインターシティーエクスプレスは乗れないので気を付けてくださいね。

私達家族はザルツブルグで下車し、1泊しました。
ÖBB(オーストリア連邦鉄道)

ÖBBというオーストリア鉄道で移動します。
ザルツブルグ~ウィーンの料金は大人1名でおよそ20ユーロ、時間は約2時間半~3時間です。
ÖBBでは6歳以下は無料で、15歳から大人料金になります。


座席の頭上にシートナンバーがあり、席を予約すると何駅発で何駅着か掲示されます。空いている席には座ってもいいです。
6歳以下のお子さんの場合、座席は予約されないので空いていれば他の席に座っても大丈夫です。空いていない場合は、保護者の方のお膝の上に座るか、保護者の方は立たれてお子さんが座る形になります。
ÖBBも予約すると、メールでQRコードが添付されてきました。こちらも同じ乗車後、車掌さんが見回りに来られてコードを読み取って行かれました。
オーストリア政府観光局公式サイトに詳しく書かれていますので、ぜひご参考になさってください。

ÖBBには、nightjetと呼ばれる夜行列車もあります。例えばドイツのミュンヘンから、イタリアのヴェネツィアまで、およそ70ユーロです。約9時間の旅で、コンパートメントタイプのベッド付です。座席のみだと約半額です。
まとめ

本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?
個人的な感想として、ウィーンではどこでも大体、英語が通じました。ドイツでは、たまに英語が通じない時があります。特に田舎ではその傾向が強いです。
オーストリアを旅行される際は、ぜひ旅行英会話を身に着けてから行かれるのがおススメです。
皆さんもステキな旅をなさってくださいね。