ジブリde英会話。第五弾は「崖の上のポニョ」です。アニメで英語を学習しよう

皆さん、こんにちは!

ジブリde英会話シリーズも、第五弾になりました。

いつも拙い記事をお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、こちらです。

「崖の上のポニョ」の英語表現を紹介していきます。

It’s stuck. (取れないや)

瓶に詰まってしまったヒロインのポニョを助けてくれたのが、そうすけでした。二人の出会いのシーンでのセリフです。

“stuck”は、「行き詰った」「身動きがとれない」という意味の形容詞です。

“I was stuck in a traffic jam.” 「渋滞に巻き込まれた」“I got stuck in the elevator.”「エレベーターに閉じ込められた」などに使えます。

管理人
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よく使われるので、覚えておいてくださいね。

What a creepy guy.(なによあの不気味男)

そうすけの母親であるリサは、ポニョの父であるフジモトを見て言ったセリフです。ポニョは父を“a bad sorcerer”「悪い魔法使い」と言っています。また、ひまわりの家のおばあちゃん達にも「悪い人じゃないんだろうけど」と言われるなど周囲に誤解されやすい人物のようです。

ここでの文法はWhat+名詞で、「なんて○○なんだろう」という感嘆文です。

“creppy”は形容詞で、「得たいが知れなくて気色悪い」「不気味な」という意味です。

ハロウィンの時によく使われる“spooky”は、「(幽霊や化け物が出そうで)不気味な」と言う意味なので、少し違いますね。

Want some ham?(ハム食べる?)

そうすけが、サンドイッチを取り出し「食べる?」とポニョに聞いているシーンです。パンには見向きもせず、そうすけからハムだけを奪い取ってしまいました。

Do you”が省略されています。省略せずに言うと、”Do you want some ham?”「ハムが欲しいですか?」ですね。

外国人の友人が訪ねてきたら、“Want some coffee?”“Want some tea?”と聞いてみてあげてくださいね。

Disgusting! Such flith! intolerbale! (イヤイヤイヤ!汚い、汚いぞ!)

ポニョのお父さんであるフジモトは、人間を嫌っています。理由は、人間が海から命を奪い取り、汚してしまうからです。

「不快な」「反吐が出る」”disgusting”という形容詞だけでなく、“such filth”「なんて汚物だ」と表現し、最後に“intolerable”「耐え難い」と描写しています・

“tolerate”は、「耐えられる」という動詞です。

それに、接尾語”-able”をつけると“tolerable”という形容詞「耐えられる」「我慢できる」になります。

さらに、打消しの接頭語”in-”をつけると“intolerable”「耐えられない」という形容詞になります。

Have fun. See you(いってらっしゃい。行ってきます)

そうすけが行っている保育園と、リサが働いている介護施設「ひまわりの園」は敷地が隣同士です。二人は、駐車場で別れます。

リサは“Have fun”と言い、そうすけは“See you”と言いました。

「隣のトトロ」でも、出かけるサツキは“See you”と言い、父とメイは“Have a nice day!”と言っていました。

「行ってきます」「行ってらっしゃい」の直訳は英語にはないので、別れの挨拶で代用します。

You’nt supposed to bring stuff. (園に何か持ってきちゃダメなんだよ)

保育園にポニョを連れてきた、そうすけ。運悪く同じ園のお友達のくみこちゃんに見つかってしまいます。

“be supposed to+ 動詞の原形”「~する事になっている」という表現です。

動詞”suppose”には、「思う」「考える」「~を前提とする」のような意味があります。そこから、”be supposed to”「~すると思われている」「~すると考えられている」「~する事が前提とされている」という使われ方をするようになったのでしょう。

“stuff”と言う名詞は、漠然と「もの」という時に使います。例えば“party stuff”「パーティーに必要なもの」です。

“stuff”の発音は、/stʌ́f/です。「職員を表す”staff”/stǽf/とは、発音もスペルも違うので気をつけましょう。発音の違いは、下記の動画をご参考になさってください。

It looks fat. My goldfish is lots cuter. (デブだし、うちの金魚の方が可愛い)

そうすけの園のお友達のくみこちゃんは、ポニョに対する感想を率直に言いました。

”look”という動詞は、後ろに形容詞を持ってきて“It looks fat”「(それ、つまりポニョが)太っているように見える」のように使います。「彼女は、寂しそうに見える」なら、“She looks lonly.”ですね。

”look”の後ろに前置詞“like”を持ってきて、“He looks like a gentleman.”「彼、紳士に見えるね」のようにも使えます。

My goldfish is lots cuter.”の文法は比較級ですが、“lots”という調の単語がついています。“a lot”“lots”のどちらでもいいですが、“lots”の方がよりカジュアルな表現と言えます。

It’s Kumiko’s fault. She was mean to you. (くみこちゃんが悪いんだよ。ポニョの悪口言うからだよね)

”It looks fat. My goldfish is lots cuter.”と言ったくみこちゃんに、水をかけたポニョ。くみこちゃんのお洋服が濡れてしまいました。

そうすけは、“It’s Kumiko’s fault.” 「くみこちゃんが悪いんだよ」と言っていますが、”fault”「責任」「欠点」「誤り」という意味です。

”mean”の前には、be動詞があるので今回は「意味する」という動詞”mean”ではない事が分かります。

形容詞”mean”「意地悪な」という意味です。

“fault”“mean”最重要単語ですので、覚えておいてくださいね。

I’ll give you some more water. (水、足してあげるね)

ポニョのバケツに、そうすけが水を足してあげようというシーンです。

“some more”という組み合わせは、おかわりを求める際によく使われるフレーズです。

“Would you like some more water?”「お水をもっといかがですか?」や“I need some more time”「もう少し時間が必要です」のように使います。

下記の動画は、お粥をもう少し欲しいといっただけで、怒られるオリバー・ツイストです。泣けてきますね。

Bingo!(あたり!)

そうすけは、ポニョを介護施設「ひまわりの園」に入居しているおばあちゃんたちに見せに行きました。そして、「僕、いいもの持っているか?」と可愛い質問をします。

「何色でしょう?」というそうすけに、おばあちゃん達は「赤!」と迷わず答えます。

「当たり!」という時の英語は、“Bingo!”です。有名な英語の歌もあるので、お子さんと一緒に聴いてくださいね。

Do you think this bucket will help Ponyo find us? (ここにバケツを置いておけば、ポニョが来た時この家ってわかるよね?)

フジモトにさらわれて、ポニョはそうすけの手を離れ海に連れて行かれてしまいました。そうすけは、ポニョが帰ってきた時、すぐにお家が分かるようにと、目印にバケツを置こうとします。

”help 人 動詞の原形”「人が~するのを手伝う」という意味です。昔は、to不定詞だったらしいのですが、現代の口語では原形動詞の方が圧倒的に使われるそうです。

Your wife must be upset. (奥さん、怒っているでしょうね)

そうすけのお父さんである、こういちは帰宅する予定を変更して船に残る事を選びます。そのせいで、ご飯を作って待っていたリサを怒らせてしまいました。

“must”「~しなければならない」という意味の助動詞です。

それ以外にも、「~に違いない」という断定の助動詞として使えます。

“must have 動詞の過去分詞形”「~したに違いない」と過去にもできるので、ぜひ覚えておきましょう。

Jerk!Bug off!(消えて!)

帰ってこない夫に、リサが怒ります。船にいる夫に悪口を、光のモールス信号を送ります。

”Jerk”は「嫌な奴」という意味です。“Bug off”「どっかいって」というphrasal verbですね。

約束を反故にされて怒っている所が目に浮かびます。

I’m happy as can be. (私は元気~♪)

そうすけが、落ち込んだリサをなぐさめます。そうすけもまた、ポニョがいなくなって寂しい思いをしていました。そうすけの気持ちに応える形で、リサは元気よくふるまいます。

セリフは、トトロのオープニングテーマから来ています。

“I’m as happy as can be.” は、「この上なく幸せだ」という意味です。“I can’t be happier”と同じ意味ですね。前者の文法は、原級比較です。後者の文法は、比較級ですね。

前の方の”as”は、省略される事もあります。

It’s okay, I’ll take the shortcut. (抜け穴を通るから平気。)

そうすけは、自分が通っている保育園から、母の職場であるひまわりの園に移動しようとします。保育園の先生には、「抜け穴を通るから平気」と伝えています。

”shortcut”は、「近道」という意味です。一緒に使う動詞は、“take”です。

「薬を服用する」“take a medicine”を使いますし、「電車に乗る」“take a train”と言います。”take”には、「自ら選び取る」というようなニュアンスがあります。

薬を服用するのも、電車を交通手段として選び取るのも、近道を選択するのも、自分で選択して取り入れようと決めたという感じですね。

単語を覚える際は、名詞だけでなく、相性のよい動詞もセットで覚えておくようしましょう。そういう相性のよい動詞と名詞のセットは「コロケーション(連結語)」と呼ばれています。

名詞だけを覚えても使えないのは、コロケーションとなる動詞を知らないからです。

ぜひ、新しい名詞を覚える際は、どのような動詞とセットになっているかも、一緒に調べてみてくださいね。

No matter how strange everything seems, we have to stay calm. (どんなに不思議で嬉しくて驚いていても、今は落ち着くの)

金魚だったポニョが女の子になって帰ってきた事を、心から喜ぶそうすけ。二人を抱え家の中に入ったリサが、2人に落ち着くように言い聞かせるシーンです。

“No matter SV”「たとえどんなにSがVしたとしても」という意味です。“have to”は「~しなければならない」で、“stay calm”「落ち着く」です。

That hit the spot.(美味しかった)

リサとそうすけとポニョは、3人でお茶をしています。ミルクにはちみつを溶かした甘い飲み物にポニョの目が輝きました。お茶を飲んで落ち着いたリサが一言、”That hit the spot”「美味しかった」と言います。

the spot”は、これが欲しかったんだという「ポイント」“the spot”に見事に“hit”した、そんなイメージのフレーズです。

「(食べ物や飲み物などが)申し分ない」という意味の表現です。

No peeking, Ponyo. (ポニョ、目)

”peek”とは「ちらっと見る」「垣間見る」という意味の動詞です。

似たような単語で、”peep”という動詞もあります。同じく「のぞき見する」という意味です。

性的好奇心からのぞき見する男性の事を、“peeping Tom”と言います。なぜTomのなのかは、11世紀イギリスにとある領主の妻であったゴダイヴァ夫人の逸話が元になっています。

当時、ゴダイヴァ夫人は民衆のために減税を提案していたそうです。「裸で馬に乗り街を駆け回れば、減税をしてやろう」と夫である伯爵に言われて、実際にそうされたそうです。

※チョコレートで有名なゴディバは、日本語の発音です。英語の発音は、ゴダイヴァです。

仕立て屋のTomだけがのぞき見していたそうで、のちに“peeping Tom”「のぞき見男」というフレーズになったそうです。本当の所は、分からないそうです。

管理人
管理人

イギリス発の表現のようですが、アメリカでも使われています

I wish we had a boat. (あ~あ、船があったらな)

お家スレスレまで水没してしまった、そうすけの住む街。リサを探しに行きたい、そうすけは、「船があればいいのにな~」と言います。

二人が乗っている船は、のちにポニョが魔法で大きくした船です。

そうすけは、「船があればいいのに(実際には船はない)」というニュアンスで、仮定法過去で話しています。形は、I wish+主語+過去形です。

管理人
管理人

私もよく、“I wish I had more money”や”I wish I had more time”などと現実ではない事を妄想しています。

仮定法を使ったおススメの絵本

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ポニョのお話とは関係ありませんが、I wish I were big”というタイトルの絵本を1冊紹介します。

こんなに英文法的要素が詰まっていて、子ども向けの絵本って他にないんじゃないかと思います。

タイトルからして、仮定法過去が使われています。「大きかったらな」と、小さくて可愛いクマちゃんの妄想からストーリーが始まります。

2ページ目には、I’m too small to reach. というセリフで、too~to…構文が登場します。

5ページ目には、I wish I were as big as a mouse.というセリフで仮定法過去とas 形容詞 as 比較対象が合体した文章が出てきます。

それだけでなく、最後の方にはIf only I could fly.というIf only 主語 couldの仮定法の構文も出ます。「飛ぶ事さえできればな~」といったセリフです。

ネイティブイングリッシュスピーカーの子ども達は、こんなに文法項目が詰まっている文章に幼少時から慣れ親しんでいるんですね。

I’m going to pick her up.(迎えに行くところ)

何とか無事だった街の人達は、船で移動しながら山の上のホテルを目指しているそうです。そうすけは、その人達に“I’m going to pick her up”「リサを迎えに行くところ」と告げました。

be going to +動詞の原形”は、「~するつもり」「~する予定」と訳されます。あらかじめ決めていた事に対して使われます。

カジュアルな会話の際、“be going to”“going to”の部分を省略すると“gonna”(ガナ)という発音になります。カジュアルなシーンでだけ使えるので、多用しすぎないように気をつけましょう。

また、”pick up”はよく使われるphrasal verbです。

”her”や”him”などの代名詞は間に挟まれ、”h”の発音もとても弱くなります。そのため、”picker up(ピッカー アップ)”や”pickim up(ピッキム アップ)”のように聞こえます。

”my daughter”や”my son”のように、代名詞でない場合は間に挟まずに、”pick up”の後ろに持ってきます。

It’s shallow enough to walk. (足がついた)

ポニョが急に寝てしまって、そうすけは船を前に進める事ができなくりました。そのため、泳ぎながら船を押します。足がつくくらいの浅瀬に出て、言ったセリフが“It’s shallow enough to walk.”です。

“enough”ですが、“money”“time”など名詞の時は名詞の前に置きます。

今回は、“shallow”「浅い」という形容詞だったので、enoughは形容詞の後ろに置きます。

直訳すると、「歩くのに十分なくらい浅い」と言っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?皆さんは、「崖の上のポニョ」が好きですか?

管理人
管理人

私は、ポニョが少し苦手です。千と千尋の神隠しの方が好きです。ですが英語表現はとても勉強になりました。

北米版のDVDをお買い求めの方は、再生にリージョンフリーのプレーヤー必要になります。どうぞお忘れなく。

 

ジブリde英会話は、少しお休みして他の記事も書いていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

作成者: w030441j

皆さん、こんにちは! プロフィールをお読みいただき、ありがとうございます。 言語学習は、「お金をかけずに」がモットーのYです。 取得資格は、英検準一級合格とTOEIC860点(2019年3月)です。 TESOL(Teaching English to Students of Other Languages)を持っています。 留学経験は、アメリカとオーストラリアに1ヶ月ずつ、カナダでワーキングホリデー1年間です。英語勉強歴は30年、講師歴6年です。 留学に費やしたお金200万ほど。英会話・教材などに費やしたお金100万ほどです。皆さんには、費用も時間も抑えて、英語を身に着けてほしいという事でブログを始めました。

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